アースデイあいち・2009LOVE&ビンボー春祭りが中日新聞に掲載されました。

アースデイあいち・2009LOVE&ビンボー


中日新聞 2009/04/27

環境と貧困テーマ フリマや炊き出し 中区でイベント

環境や雇用問題をテーマにしたイベント「LOVE&ビンボー春祭り きれいな地球ではたらきたい」が26日、中区の若宮大通公園で開かれた=写真
正規雇用労働者やホームレスだけでなく、さまざまな人に環境や貧困を考えてもらおうと、市民団体でつくる実行委が昨年に続いて企画。フリーマーケットやステージパフォーマンスが繰り広げられた。
80店が出店したフリーマーケットでは、生活雑貨や手作りの布バッグ、環境問題の書籍などを販売。また、炊き出しもあり、ホームレスらも訪れて交流していた。
実行委員は「貧困は生活環境を破壊する問題で、環境と表裏一体の問題として意識してもらいたい」としている。

なごやボランティア・NPOセンター 当局の大掃除で大混乱

さとうしゅういち2009/04/13

 「なごやボランティア・NPOセンター」労働組合の柴田委員長への嫌がらせなどが相次いでいる。4月、2009年度が始まると当局側は、ある日、突然、一言も説明もなく、勝手に「大掃除」を強行し、柴田委員長の私物や利用者から預かった資料などが行方不明になってしまった。

http://www.news.janjan.jp/area/0904/0904111351/1.php

今度は勝手に嫌がらせ同様の「大掃除」が行なわれ、業務が混乱している(撮影筆者) 今度は勝手に嫌がらせ同様の「大掃除」が行なわれ、業務が混乱している(撮影筆者)

 名古屋市伏見区にある「なごやボランティア・NPOセンター」は、2008年度から、NPO法人ワーカーズコープ(労協センター事業団)が指定管理者を勤めています。同法人は、「労働者と経営者」を一体化させ、労働者が資本家に収奪されるという資本主義の弊害を防ぐという立派な「協働労働」の理念を掲げています。



なごやボランティア・NPOセンターは、2008年度から、NPO法人ワーカーズコープ(労協センター事業団)が指定管理者を勤めていますが、センター事業団当局により、いわゆるKY解雇事件に端を発し、Yさんに常勤化を約束しながら、あべこべにシフトを減らすなどの問題が相次ぎました。


 さらに、全国から、本部事務局員=当局派を送り込み、当局に都合のよい人が選ばれるようにすべく、労働者代表選挙を強行、それでも当局にとっては結果が不十分なため、さらに投票結果を改ざんするなどの疑惑も次々浮上しています。


ワーカーズコープが労働者代表選挙結果を改ざん? なごやボランティア・NPOセンター JanJan
会議から労組員を排除……ルール無視 「私が決めた」と居直る幹部 JanJan


 このような状態から3ヶ月近くたち、年度も替わったことですから、心機一転、少しは事態が改善に動くか、と私もわずかながら、期待していました。しかし、労働組合関係者に取材したところ、事態は改善するどころか、悪化したまま、年度を越えてしまったそうです。

 第一に、柴田委員長ら労働組合員は、職場の会議から排除されたままです。ワーカーズコープ当局は、不当な労働者代表選出に抗議をした労組組合員らにたいして「反省文を書け」と迫っています。柴田委員長らは、身に覚えがありませんから、当然、反省文など出すわけがありません。そこで、当局側は、ワーカーズコープ組合員としての権利である、職場の運営のための会議への出席を停止したままです。
 
 このほかにも、色々な『冤罪』をでっちあげ、反省文を書くように迫っています。
まず難癖をつけて反省文を書くように迫るのは、ワーカーズコープ(労協)が組合員を支配する常套手段であり、どうも、全国各地で行なわれている「労組つぶし」の常套手段のようです。

■虚偽の情報利用者に吹き込む

 第二に、当局側の職員は、利用者に対して、「労使紛争」などない、あるいは、「あれは労働組合が一方的に悪い」など、虚偽で一方的な情報を吹き込んでいるそうです。
 
 そうした中、JANJANの記事などを見た利用者が心配して、窓口にいた職員=組合員にたまたま「どうなっているのか」と聞いてきたところ、組合員は「現在、労組と当局は係争中ですが、NPOセンターの運営には支障をきたさないので、ご安心ください」程度のことを回答したそうです。
 
 このように、「事実を、一般常識では、支障のない範囲」で回答しただけのことにたいして、松垣所長は反省文を要求。まず、利用者にたいして虚偽の説明を行い、より不安に陥れた職員に事実を確認すべきだと返答したところ、事実の確認すら行っておらず、係争中であることを表に出すなと言い、さらに、反省の意思がないなどと『難癖』をつけてきたそうです。

■勝手に「大掃除」、業務に支障

 そして、2009年度が始まると驚くべき事件がおきました。なんと、当局側は、ある日突然、労組員には一言も説明もなく、勝手に当局側の職員の実で「大掃除」を強行してしまったのです。その結果、柴田委員長の私物はもちろん、「利用者からお預かりした資料、仕事に使っていた資料などがことごとく、行方不明になってしまった」そうです。
 
 そして、日々の業務にも支障が出ているそうです。「当局」派の人たちはワーカーズコープの宣伝活動に従事することが多く、実際の利用者への対応は、元からいたセンターの職員、が担っているのですが、利用者への迷惑も顧みず、当局側は柴田委員長の私物も含め、職場の机周辺のすべての「物体」をなんの断りもなく「きれいに掃除」してしまったそうです。
 
 その中には、職員の私物はもとより、利用者から預かっていた物や、仕事に使っていた資料なども多数含まれていたそうです。そして、仕事を続けるためにゴミ箱の中から荷物を取り出して使用していると、それをしつこくまたゴミ箱に捨てる、などの嫌がらせ続いているそうです。これでは、労組への嫌がらせだけでなく、利用者への利益も損なっている、とのことでした。

 労働組合自治労ワーカーズコープ職員ユニオン)関係者は「労働組合への嫌がらせのために業務を犠牲にしている」と憤りを隠しません。

 指定管理者受託から1年以上。しかし、ワーカーズコープ=センター事業団当局の態度は改善するどころか、開き直りに終始し、悪化する一方です。

 業務など、二の次。労働組合つぶしが最優先。こんな状態になっています。協働労働どころか、民間企業や役所でも当たり前のことすら守られていない状況がまだ続いていることに、いまさらながら、改めて驚嘆せざるを得ません。


◇ ◇ ◇

関連リンク

『KY解雇』が発生? 名古屋市の施設の指定管理者交代のその後 2008/06/15

「なごやボランティア・NPOセンター」依然、経営側の暴走続く 2008/12/01

アースデイあいち2009〜きれいな地球で働きたい〜

アースデイあいち2009LOVE&ビンボー春


アースデイあいち2009〜きれいな地球で働きたい〜

日時:4月26日(日)10:00〜17:00(小雨決行)
会場:若宮広場(地下鉄名城線矢場町駅 徒歩5分)
フリーマーケット出店者募集中・詳細裏面「アースデイ ビンボー」で検索!!
http://earthday-aichi.net

2009年のわたしたちのアース(メー)デーは「きれいな地球で働きたい」をスローガンに、地球の日アースデイ(4.22)と、労働者の日メーデー(5.1)の真ん中の日(4.26)に行います。

この日は、私たちの住む地球のことを考えましょう。
この日は、働くことの大切さを、考えましょう。
この日は、電線の上の鳥の声に、軒下の虫の声に、そして、隣の人の話に、耳を澄ませましょう。
この日は、食べるもの、住むところもない人の気持ちを、想像してみましょう。
この日は、少し古臭くて手間のかかることを、ひとつでも、してみましょう。
この日は、自分の働き方について、友人と話をしてみましょう。
この日は、よくかんで食べましょう。その食べ物の来た所を調べて見ましょう。
この日は、電気を消して、歩いて友人を訪ねてみましょう。
この日は、生きることと、働くこと、そして地球のことを、つなげてかんがえてみましょう。
これが、わたしたちのアースデイです。
みなさまの参加を、お待ちしています。

【出店方法】の詳細はコチラ。

●主催 アースデイあいち2009・LOVE&ビンボー春祭り実行委員会
●問合せ先 070-5640-0219(おがた) ed-aichi-net@hotmail.co.jp 
http://earthday-aichi.net
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1871325

名古屋 いまだ追い詰められて生活保護申請

Esaman2009/03/20
名古屋市の中村区役所には、派遣切りや雇い止めに遭った相談者の列が続いている。16日と17日、中村区役所に来た人たちから話を聞いた。突然の申し渡しで、たちまち住まいをなくすが、手持ちのお金を大事に使い、仕事先を見つけようと動き回る。だが、どこにも仕事はない。そうこうしている内に、お金が尽きて野宿生活。そんな時、区役所の支援活動を聞いて、駆け込む……。こうしたケースを何人も話した。相談窓口を開設している役所に行ってみてはどうだろうか。ほんの一部だが、そんな情報も付け加えた。

http://www.news.janjan.jp/area/0903/0903189612/1.php

荷物を抱えてやってきた相談者に、生活保護の申請の仕方をおしえる支援ボランティア。その様子を取材するマスコミ。(17日撮影)荷物を抱えてやってきた相談者に、生活保護の申請の仕方をおしえる支援ボランティア。その様子を取材するマスコミ。(17日撮影)

 3月16日と17日、年始以来、生活相談の人たちの列が続いている名古屋市中村区役所に行ってきました。16日は月曜日ということもあって101人、新規の人は26名。17日は68人、新規の人は13人でした。

 ここしばらくの平均の相談者は、80人前後だそうです。人数だけを聞いていると、少し落ち着いたのかな、という気もしましたが、中村区役所の対応が手馴れてきて、スムーズになったこと、2回目以降の相談を他の区役所にまわして、相談者を分散させている、ということなどもあり、中村区役所にばかり集中しなくなった、ということも原因のようでした。

 しかし、実態をみると、依然、中村区役所周辺の緊急宿泊施設となっているドヤ(※1)は満室状態。住むところが無く、相談に訪れた人は即日、生活保護の人達向けに作られた、不動産業者の経営しているマンションに向かうことが多いようです。

 このマンションには「貧困ビジネスではないか」という批判もあるわけですが、他に選択肢もほとんどありませんので、利用せざるを得ませんし、緊急宿泊施設のドヤよりは、食べ物はよい、とのことでした(ドヤの場合はパン、カップ麺、コンビニ弁当が出る)。

 この建物は、最近つくられたもので新しいそうです。6畳ほどの個室がたくさんあり、テレビもあるそうですが、風呂とトイレは共同。食事は朝と晩、食堂に集まって食べるそうです。門限は22時。夕飯は17時半〜18時ころ(施設が複数あり若干違う)。寮のようなところだそうです。

 個室でのタバコは禁止。個室での飲酒も、以前はOKだったようですが、いろいろとあったようで禁止だそうです。職員の対応は、横柄だった、という話もありますし、そうでもない、という話もあります。

 生活保護の申請をした人は、以前は申請の手続きの2週間のあいだ、緊急宿泊施設に泊まりながらマンションを探していたのですが、最近はドヤも満杯なので、即日からこのマンションに泊まり、自分の住むアパートを探す例も多いようです。

 生活保護のお金も、2週間を待たずに出る場合もあるそうです。仕事は依然ありませんが、生活保護をとっても早期自立を目指してほしいので、職安には週に2回程度は通ってください、ということでした。

 生活保護の基準額である35000円程度以下のアパートをみつけたら、敷金礼金などは役所が出してくれるのでアパートでの生活に切り替えることができます。さきほどの生活保護の受給者専門のマンションの場合、食費などいろいろと引かれて、手元に残るのは15000円ほどですから、自炊のできる人の場合は、アパートに入居して生活したほうが、効率がよいようです。

 アパートは、申請者の好きな区でよく、最終的に見つかった区での生活保護に切り替わるとのことで、中村区役所にばかり集中しないようにしているようでした。また、連日、人が押し寄せている中村区役所の相談コーナーには、すでに不動産業者の人が何人も待っていて、生活保護の基準額で入れるアパートを紹介するサービスも行っていました。

 「泊り込み事件」などが発生していた当時に比べると、負担を分散させる工夫や、業者などの連携(?)もあり、手際がよくなっているな、と思いました。実際、そのような感じですが、連日の相談の列は、まだまだ続いています。

生活相談窓口の様子。最初の相談以後は、ほかの区へも分散しているので、中村区役所に並ぶ人たちは、少し減っている。不動産屋さんも待機している。(17日撮影)生活相談窓口の様子。最初の相談以後は、ほかの区へも分散しているので、中村区役所に並ぶ人たちは、少し減っている。不動産屋さんも待機している。(17日撮影)

 現場で、詳しく話を聞きましたので紹介します。

●10月には契約更新の話も出ていたが、11月に突然、雇い止めに。

 30代後半。トヨタ系の住み込み派遣の仕事をしていた。現場の工場は名古屋市近郊だが、寮は名古屋の中心にあって、立地は良かった。10月くらいまでは、まだ景気が良くて、契約期間更新の話もでていたが、11月に雇い止めの話になった。12月に契約が更新されずに解雇。1月になって寮を出た。半年ごとに契約更新で、1年間働いていた。その工場は給料は良くて、いろいろ引かれた後の手取りで25〜26万。社員食堂での昼食代は半分は会社が出していた。食費は月に14000円ほどかかっていた。

 その以前に働いていた会社も住み込み派遣で、そこは日払いで5000円もらい、残りは寮費などを引かれ、手元に残るのは月に1〜2万しかなかった。全部あわせると、手取りでは、12〜14万ほどだった。そこで働きつつ、今回解雇された工場を見つけて移ることにした。

 トヨタ系の工場の仕事があるときは、それほどヒドイ状況ではなかったし、今回解雇されてしまった工場は、給料も待遇も結構よかった。10代で働き出して、工場に12年ほど勤めて、それ以後8年ほどの間に、5〜6回職場を変わった。すべて住み込み派遣だった。

 でも、解雇されても次の職場はすぐに見つかったし、場合によっては、今回解雇された工場のように、よりよい条件のところを探すこともできたときもあった。しかし、今回は全く仕事がなくて、路頭に迷ってしまった。

●トイレで拾ったチラシをみて、ホームレスの人に励まされて…

 三河地方の、トヨタ系の自動車部品を作っている工場で住み込み派遣で働いていた。昨年10月の末に派遣の期間が切れて解雇になった。それまで2年以上普通に働いていて、自動的に更新されていたが、夏から9月ころまで、まったくそんな気配も無かった。実際には現場の班長も知らなくて、本社からの指示がきてから、更新されずに解雇になることを知ったようだった。10月の頭に期間満了で雇い止めだと聞かされ、10月末の解雇とともに寮を追い出された。

 働いていたときの給料は、総額で25〜26万弱。寮費が5万5000円、他にもいろいろ12万円以上引かれて、手元には12〜13万円残るだけだった。それでも、8月などは、まだ残業もあり、それなりの給料だったし、解雇されるとは、現場では、ほんとうに誰も思っていなかった。寮を追い出されたときには、手元に20万ほどあったので、それがなくなるまでに仕事が見つかるだろうと思い、名古屋に移動した。

 ところが、仕事がまったくみつからない。派遣会社にも4つほど登録したが、仕事はないし、情報誌にも、いつも同じところがほんの少し載っているが、自分が働けるようなところは、まったくなかった。同じ時期に解雇された友達から、名古屋にいったら仕事があるのかと電話があったけども、まったくないよ、と教えるとびっくりしていた。同僚には、東北、北海道、沖縄の人がとても多くて、気軽に帰れない人達ばかりでした。

 お金がある間は、ネットカフェやサウナなどを泊まり歩いて仕事を探していました。12月ころになると、テレビなどで派遣切りのことが話題になっていたけども、それを見ながら「気づくのが遅いよ」と思ったのを覚えている。手持ちのお金を節約しながら、ネットカフェなどを泊まり歩いていたけども、それも底をついて、なんともならなくなってきた。こんなに長い間、仕事が見つからなかったのは初めて。

 失業保険が何ヵ月か出るのですが、住所が無いので申請ができないでいた。職安で相談したところ、よく行くネットカフェを住所として申請してもよい、ということだったので、申請をしたけども、認定されてお金がおりるのは、1ヵ月ほど先。既にお金も手元に無く、どうしたらいいかなと思って、何日か野宿していたところ、駅のトイレにおちていた中村区役所の支援の紙を見て、公園でずっとホームレスをしている人に聞いてみたら、そういう相談をやっているらしいから、申請にいくといいよと励まされ、バンとジュースをもらった。とてもうれしかった。

 失業保険が出るまでの1ヵ月ほどの間だけでよいので生活保護を、と申し込んだら、すぐに出ることになった。敷金と礼金、家具を用意するお金が少しいるので、とても助かる。さすがに失業保険だけでは、敷金礼金は払えないし、住所がないと、ごはんを食べるのも割高になるし、寝ているだけでもお金が減っていき、10万円ほどのお金も、あっという間になくなる。トイレでチラシを拾えて、とてもよかった。

●日勤・夜勤を連続勤務。鳶職の仕事を肩代わりしても賃金は変わらず…ある土工さんの話。

 土工として、寮のある会社で働いていた。その会社では土工は日当9000円。鳶職は13000円。土工も鳶職も、日当から寮費や食費などで2500〜3000円とられる。鳶職は高いところで作業をするし、仕事も違うのだから給料が違うのは当然だと思う。

 ところが、自分は土工なのに鳶職の仕事をさせらたことが何度もあったのに、給料はそのまま、ということが何日も続いた。挙句の果てには、日勤を終えて帰ってきたら、次にそのまま夜勤の仕事につかされるということが続いた。1日おきにそんなことがあった。これでは体が持たない。

 そうかと思うと、仕事が全く回ってこない日もあった。仕事はあるのだが、古い人を優先していれているので、自分まで仕事が回ってこない。最後の月には、月に10日ほどしか仕事がなかったし、1週間全く仕事がない日もあった。そんなときでも、食費や寮費は毎日とられるので、結局手元にお金はなくなって、やってゆけなくなった。

 仕事場を飛び出して、手配師に相談したら、いまは探しても仕事がないので、中村区役所にいって、なにかの申請をしたらどうだとすすめられて、やってきた。この季節に野宿は辛い。とにかく泊まる場所がほしい。

 相談者たちは、やはり、解雇されても、しばらくは手元のお金でなんとかしようとして、仕事を探すものの、全く見つからず、手元のお金が数百円になって、野宿をして、そこで、なんらかの経緯で中村区役所の話を聞いて、フラフラになりながらたどり着く、というパターンが多いことです。1月になって寮を追い出された人もいますが、10月に解雇になって、いままで、なんとか自力で粘っていた人もいます。

 契約期間が満了しても、それまでは自動的に更新されていたのが、更新されずに解雇された人が多くいます。また、住み込み派遣の人だけでなく、いろいろな業態の人たちにも、不況のしわ寄せが始まっていることも分かりました。

 中村区役所の連日の相談者の数は、以前の平均100人前後から、平均80人ほどと、一見減っているのですが、これは、対応の手際(生保までの手順)が良くなったのと、ほかの区役所にも負担を分散させているからで、実数としては減ってはいないようです。

 愛知県下では3月に数万人が解雇される、という予想もありますが、手元にお金がある間は、みんな自力でがんばろうとするので、その人たちが相談者として役所を訪れるのは、数ヵ月先になるかもしれません。当初は、生活困窮の人が増えるのは、3月がピークではないかと予測されていましたが、表に出始めるのは、もう少し先になりそうです。これから数ヵ月が、本当の正念場だと思います。

※1 主に日雇い労働者向けの、1泊1000円〜2500円の宿のこと。


お昼には、区役所の外に炊き出しの列ができる。(17日撮影)お昼には、区役所の外に炊き出しの列ができる。(17日撮影)

 
このような時代なので、愛知県三河地方の大都市・岡崎でも、派遣切り相談会が開催されます。この相談会では東京の派遣村のように、泊まったりすることはできませんが、この相談会は、相談したことを証明する書類を出し、それを持って次の週に役所に行くと、何日か後でも、23日の月曜日にさかのぼって保護の申請や相談が行われたことにしてくれるそうです。月曜日は、どこの役所も相談が集中することへの配慮だそうです。また、相談する自治体は、前日に何処に泊まったか、ということがポイントとなり、たとえば碧南で野宿をした人が岡崎で相談した場合、碧南市に申請をするようです。名古屋の場合は多すぎるので岡崎でよい、とのことでした。

◇ <派遣切り、雇い止め、住居が無いなど困っているみなさんへ。雇用、住宅、生活保護、多重債務、医療・健康、よろず相談会 >

 昨今、「派遣切り」・雇い止めにより、数万人規模の非正規労働者が仕事と住まいを奪われ、帰る家がない多くの非正規労働者がホームレス状態に追い込まれています。雇用を打ち切られた方、3月末に「派遣切り」・雇い止めで失業するおそれがあるみなさん。ぜひ、この機会にご相談ください。相談は無料です。

日時:3月21日(土)10 時〜17 時  22日(日)10 時〜16時
会場:東岡崎・岡ビル百貨店3F 岡崎市明大寺本町4-70 (名鉄東岡崎駅徒歩0分)
相談内容:雇用・労働相談、住宅相談、医療相談、生活保護相談、多重債務相談、その他生活全般の相談

 相談員は弁護士、司法書士、医師・看護師、精神保健福祉士労働組合役員、市民ボランティアなどの専門家。

※会場で宿泊はできません。

主催:愛知派遣村実行委員会 後援 愛知県弁護士会
実行委員長:藤井克彦(笹島診療所) 副委員長 水谷英二(司法書士)、柘植直也(弁護士)

連絡先(期間中のみ)
本部事務局:森 弘典(弁護士) Tel 090−1727−1920
現地事務局:高?美奈(弁護士) Tel 090−1236−7268

※電話での相談は受け付けていません。相談のある方は当日、会場にお越し下さい。
◇ ◇ ◇
名古屋年越し・派遣切り最前線・関連記事:
名古屋派遣切り最前線・被害者が明かした名古屋・名東区役所の“水際作戦” 2009/02/26
「アースデイあいち2009LOVE&ビンボー大作戦 バレンタイン便乗チョコ供養」開く2009/02/25
東海生活保護利用支援ネットワークが生活保護支援の研修会を開催2009/02/14
名古屋派遣切り最前線・野宿しつつも仕事を探す若者20092009/02/08
名古屋・派遣切り最前線・『泊まり込み事件』の真相2009/02/07
名古屋・派遣切り最前線 中村区役所を舞台にボランティア 日々奮闘2009/02/05
名古屋越冬・最終日、派遣切りの若者、やっとで合流2009/01/24
映画「蟹工船」を観て、生き辛い社会を語り合う「カニコー」鍋開催。2009/01/22
名古屋市中村区役所の非情な対応に家の無い人々が泊り込みで抗議2009/01/20
正月からホームレスのために動いた若手記者―無責任な大手マスコミにも鶴2009/01/07
新春早々名古屋で「ハツモウデモ」―鍋サミットも開催2009/01/06
生存権確立願い、名古屋で「初詣デモ」行われる2009/01/05
第34回名古屋越冬・応援のメッセージをこめて朝鮮舞踊ノリパンが舞う2009/01/05
なごやボランティア・NPOセンター、経営側の暴走のまま年越し2009/01/04
名古屋越冬・餅つき大会で亡くなった仲間を追悼2009/01/03
名古屋越冬・ブラジルからの出稼ぎ労働者も参加し、ビンゴ大会で年越し2009/01/02
名古屋駅前・西柳公園で越冬炊き出し2009/01/02
名古屋越冬・マスコミが大挙押しかけ『派遣切りの若者居ないか』かなり迷惑する現場2008/12/30

岡崎市での「反貧困・駆け込み相談会」

岡崎市での「反貧困・駆け込み相談会」


愛知派遣村実行委員会の呼びかけに応えよう!

岡崎市での「反貧困・駆け込み相談会」に参加・ご協力を!

 昨今「派遣切り」・雇い止めにより、数万人規模の非正規労働者が仕事と住まいを奪われ、帰る家がない大半の非正規労働者がホームレス状態に追い込まれようとしています。すでに1月5日以降仕事と住居を失った人々100人前後が、連日名古屋市中村区社会福祉事務所に殺到し(最初を除けば初めての相談者は2割前後)、支援者も連日駆けつけ、福祉事務所によって元社員寮などが活用されつつ生活保護が適用され、その後アパートに転居するということが行われています。また、三河地方でも保護申請者が増えていると聞いております。
「派遣切り」・雇い止めなどにより職を失う非正規労働者は、現段階で、2009年3月末までに15万人を超え、愛知は全国の都道府県で最多の2万人を超えると言われています。その多数を占めるのが、愛知県に本拠を置く自動車関連企業、電気関連企業などの製造業大企業であり、今後三河地方で、「派遣切り」・「期間工切り」・雇い止めがされる労働者がさらに多く予想されます。
わたしたちは事態を黙認しているわけにはいきません。そこで、昨年末東京で行われた「年越し派遣村」で行われた総合相談を参考に、解雇・雇い止めなどにあった人などを対象に、3月21〜22日に岡崎市で「反貧困・駆け込み相談会」を開催することにしました。
準備不足のままに開催を行わざるを得ないので、多くの方々の参加とご協力を必要としています。また必要な資金のために、募金にご協力ください。 よろしくお願いします。

<相談会名> 反貧困・駆け込み相談会
日 時: 2009年3月21日(土)10時〜17時、22日(日)10時〜16時
場 所: 東岡崎駅岡ビル百貨店3階(岡崎市明大寺本町4-70)
名鉄金山駅より名古屋本線特急27分 名鉄東岡崎駅」北口前)
相談内容: 雇用・労働相談、住宅相談、医療相談、生活保護相談、多重債務相談。
(*会場で宿泊はできません。)

相談員(予定):愛知県弁護士会弁護士、司法書士社会保険労務士
労働組合関係者、医師、看護師、精神保健福祉士、住宅協同組合関係者
市民ボランティア
主催者:愛知派遣村実行委員会
     委員長:藤井克彦(笹島診療所)
     副委員長:柘植直也(弁護士)、水谷英二(司法書士
     本部事務局長:森 弘典(弁護士)、 現地事務局:高耼美奈(弁護士)
後 援: 愛知県弁護士会(他にも依頼中)
連絡先: 愛知派遣村実行委員会情宣担当
 榑松(kurematsu@airoren.gr.jp、Tel:052-871-5433 Fax:052-871-5618)

アースデイだよ♪ Love&ビンボー春祭り、出展のごあんない。

アースデイあいち2009Love&ビンボー春


「LOVE&ビンボー春祭り」を今年も開催いたします。

環境と貧困とは地球の大問題!! と銘打って開催いたしました春祭りは、100店ちかいの出店者に恵まれ、会場で行われた、さまざまな企画も好評で、大成功をおさめました。

今年は昨年とおなじく、環境と貧困について考えるお祭りとして
「きれいな地球で働きたい」というスローガンを掲げて開催いたします。

持続可能なLOHASな生活も結構ですが、そのような生活は、意外とお金のかかるもので、現実的な感じがしない、という人も少なくないと思います。
私たちのアースデイ春祭りでは、とかく大きなお金の動きが中心になりがちな「環境問題」を、より身近な問題として取り戻すと共に、実は、環境問題の悪化と密接に関係がある問題でもある「貧困」も、身近で切実な問題として考えて、このお祭りを皆さんと共に楽しみたいと思っています。

いろいろと難しそうな話題が続きましたが、わたしたちのアースデイの参加資格は
「貧乏人にやさしいこと(出店物の値段は問いません)」
「環境について考えたいと、思っていること(いまできていなくても大丈夫)」のふたつだけです。

出店のためのスペースは、フリーマーケットと同様のスタイルで行います。
そのスペースを使って、家庭で不用になったものを売ったり、手作り品を売ったり、アート作品を売ったりしてもよいです。フリマのプロの方ーも歓迎です。

そして、同じスペースを使って、物を売るのではなく表現活動をしたり、自分たちの活動の紹介をしたり、ワークショップなどを開催していただくことができます。自由な発想で使ってください。

今年も、アースデイ(4月22日)とメーデー(5月1日)の真ん中の日に、いろいろな人や表現と、出会えることを期待しています。
お気軽に、ご参加ください。


●名称 アースデイだよ♪ Love&ビンボー春祭り、フリーマーケット

●日時 2009年4月26日(日)10時〜16時まで、9時30分より受付開始。当日9時より整理券を配布します。先着順に希望のスペースを選択してもらいます。

●場所 若宮広場。開放的で人通りも多く、小雨でも安心な場所です。

●出店料 1スペース1000円。当日支払。

●募集スペース数 全150スペース(1スペース2.0×2.0m ひとり4スペースまで利用可能)

●申し込み方法 往復ハガキに、住所・氏名・電話とFAX番号・Eメールアドレスを明記、主な出店品目、出展希望スペース数をお書きの上、下記の住所まで郵送ください。
折り返し詳細な場所等をお知らせいたします。
●締め切り 先着順。埋まり次第受付終了。空きがあれば、当日申込も受け付けます。

●雨天時 出店の判断は、各自で行って下さい。

●搬入方法 手搬入。(お近くの有料駐車場・または公共交通機関をご利用ください)

●その他 手作り出展可。プロの方歓迎。アーティストブース、アート作品出展歓迎。パフォーマンス等、芸人ブース、市民活動の紹介なども大歓迎!!
 過去の出店例…古着、家電製品、靴、手作り小物、手作りの服、活動紹介、野菜、スパイス、自作CD、自分の場所で一日歌う人、音楽のワークショップ、ライブペインティング、折り紙教室、詩の朗読、演説、一人漫才…など、自由に演出してください。

●あて先 460-0008 名古屋市中区栄1−23−13・12階 NPOセンター 私書箱7号 LOVE&ビンボー作戦本部。フリマ係り。

●主催 アースデイあいち LOVE&ビンボー春祭り実行委員会

●問合せ先 070-5640-0219(おがた)

名古屋派遣切り最前線・被害者が明かした名古屋・名東区役所の“水際作戦”

Esaman2009/02/26
失職などのために生活保護を申請する人を、自治体の窓口がアレコレ?注文?をつけて申請させない、?水際作戦?に泣かされるケースが、問題化している。名古屋市名東区役所で、ひどい目に遭った男性の話を聴いた。ハローワークの親切な職員の勧めで区役所を訪れたが、資産状況などを聞かれたので、申請を受理してくれる、と思ったら、なんのかんのと言われ、引き下がらざるを得なかった。男性は後日、別の区役所で申請を受理されたが、役人は法律に詳しくない申請者に、違法な言いがかりを付けて、申請をハネつけていたのだ。彼の話を詳しく報告する。

http://www.news.janjan.jp/area/0902/0902248179/1.php

中村区役所2階に張られた張り紙。実際には雇用促進住宅はそんなに空いてない模様。中村区役所2階に張られた張り紙。実際には雇用促進住宅はそんなに空いてない模様。

 2月23日。泊り込み事件が発生し依然として生活相談の列が続く名古屋市・中村区役所に行ってきました。この日の相談者は107人。以前と、ほとんど変わっていません。100人を超す相談者のうち、新規で来た人は約20人ほど、とのことでした。1月5日から、延々と続いている相談者の列。延べ人数では1,000人を超えていると思われます。

 中村区役所では、1月だけで400人の生活保護の人が増えているそうです。これは、職員の数にして丸々5人分の仕事が増えているのだそうです(名古屋市職員向けの新聞より)。そういえば、この日の相談窓口にも「臨時職員」という腕章をつけた若い女の人が座っていました。

 相談者たちの支援者によると、連日増えた生活保護相談の人の中には100人ほど、居宅での生活保護の人たちも含まれているようだ、とのことでした。厳しくなっているのは、ホームレス状態になった人ばかりではない、ということのようです。

 支援活動を行っている人が、最近紹介が始まった、高齢者用というか生活保護用というか、そのような感じに特化した新しいマンションのパンフレットを見せてくれました。

 その写真によると、6畳ほどの部屋にベットがあり、液晶テレビがあります。トイレ、風呂は共同です。1階に食堂があり、1日に2食、出るそうです。1日2食で月の食費が36,000円。昼食はナシ。家賃などを合わせて、月に95,000円ほど掛かるとのことでした。

 生活保護は8万円ほど。家賃として別に35,000円まで出ます。手元に残るのは、2万円前後になり、その中で生活をすることになるそうです。これは、いままで紹介されていた別の業者のものと、昼が出ないというだけで、ほぼ同じような条件だそうです。

貧困ビジネス」のようなものが、確実に増えているようです。対応は施設にもよりますが、いろいろと難癖をつけられたり、追い出されたりする例もあるとのことでした。

 この日、タライ回しをされて、やっとで生活保護の申請が通った人の話を聞くことができました。

 この方が申請を行ったのは名東区名東区は中村区の反対側、名古屋市の東の端、長久手などに隣接して、高速のインターチェンジなどのある、東の玄関口の区です。

 そこの区役所に12月25日、生活保護の申請に行ったそうです。仕事を失い、友人宅に駆け込ん、そこからハローワークに通っても、全く仕事がなく、ハローワークの職員の勧めで生活保護の申請行った、とのことでした。

 しかし、窓口では、色々と文句をつけて追い返されてしまいます。ハローワークで、生活保護の申請をと勧められて出向いた彼は、あまりの対応にショックを受けて帰ってしまいます。ここで、とても重要なのは、名東区は、この日に彼の資産状態や個人情報などについて聞き取りをしており、すでに生活保護の申請の要件が整っている、という点です(申請は口頭でも可能です)。にもかかわらず、区は嘘をいって追い返してしまっているのです。

配布する衣類の箱になっている、名古屋市の災害用乾パンの箱。期限の近づいたカンパンが「食べ物がない」という相談者に配られている模様。非常にパサパサしているが、味はよいと評判。配布する衣類の箱になっている、名古屋市の災害用乾パンの箱。期限の近づいたカンパンが「食べ物がない」という相談者に配られている模様。非常にパサパサしているが、味はよいと評判。

 彼は、ハローワークに再び相談に行きます。ハローワークの職員は、名東区の対応に驚きつつも、彼には仕事が全くないので、法律からいっても、生活保護をとれるはずだから、と彼を励まします。このハローワークの職員は、大変親切な対応をしてくれたそうです。
 
 ほかの相談者の事例でもそうですが、ハローワークの職員は実際に仕事がないことを痛感しているのでしょう、親切心があったり、生活保護の申請を勧めるという例を、よく聞きます。

 1月14日、彼は再び申請に行きますが、いま泊めてもらっている友人宅を出ないとダメだ、施設に入らないと生活保護は申請できない(両方とも法的根拠なし、つまり嘘)、といって追い返されます。支援をしてくれる司法書士の人とともに行き、食い下がると、医療扶助の申請は行うことができましたが、生活扶助と住宅扶助はダメだ、といわれました(これも、法的な根拠なし)。「医療扶助のみを支給してください」と書かないと、申請は下りないと言われます(これは脅迫か)。

 名東区の対応で非常にセコイのは、支援の司法書士の人が一緒にいる間は、生活保護申請を受け付けるような態度をしているのに、司法書士の人が帰ってしまうと、途端に手のひらを返して、申請させないという話になってしまった、ということでした。

 彼はこのときの経験を、「名東区の役人は、人を見て対応を変えている。非常に酷い。ハローワークの人も驚いていました。生活保護は法律で保障されている権利です。法律家が見ていないと、さっき約束したことも平気で反故にするという対応は、法律にも違反しているし、人間としても酷いと思います」と、怒りとともに語っていました。

 このような、生活保護申請を受け付けない、あからさまな「水際作戦」名東区役所は過去に何人殺したのかなと私は思いました。もっとも、このような対応は、名東区だけでなく、中村区役所以外のすべての区で、あまり変わらないようですが。

 1月30日、彼はハローワークの人に勧められて、中村区役所にたどり着き、なんとか緊急宿泊所に泊まることができました。このとき、それまで酷い目にあったので、何をどう申請したらよいかは考えられなくて、とにかく宿ができたということで、安心した、とのことでした。そして2月6日、やっとのことで、生活保護の申請をすることができたそうです。

 彼は、仕事をどれだけ探しても見つからず、ハローワークの職員に勧められて生活保護の申請を行ってから、実に2ヵ月間も、放置されていたことになります。法律では、生活保護の申請は、口頭でも可能であり、それを受けた役所は、2週間以内に申請の内容に誤りがないかを調査して、申請の可否を出さないといけない、ということになっています。
 名東区役所は、彼に資産状況や個人情報を聞き取りしています。これは生活保護の申請に必要な手続きのひとつですから、それを聞くということは、彼が口頭で出した申請を受理しているから、ではないのでしょうか。

 そうでないとしたら、「面倒くさいことになるぞ」と脅迫しようという意図でもあるのでしょうか。名東区役所は、明らかに法律違反をしていますし、申請に来た人に嘘を教えています。

名東区役所には、法律で保障されているのだから、申請をさせろといいたい。申請の書類を隠さずに置いておいてほしい。司法書士の人がやってきたときは、ヘイコラしているのに司法書士が帰った途端に態度を変えるのは酷い。相手が制度について詳しく知らないからといって、そこに付け込むようなやり方は、公務員のすることじゃないですよ」

 彼は、思い出しただけでも腹が立つ、という様子で、話をしていました。この件に関して、名東区役所に抗議をするそうです。


◇ ◇ ◇
非正規雇用と人権・貧困問題

名古屋年越し・派遣切り最前線・関連記事:

派遣切りロボ出動!? 名古屋駅前でチョコ供養開催 2009/02/16
名古屋派遣切り最前線・野宿しつつも仕事を探す若者 2009/02/08
名古屋・派遣切り最前線・『泊まり込み事件』の真相 2009/02/07
名古屋・派遣切り最前線 中村区役所を舞台にボランティア 日々奮闘2009/02/05
名古屋越冬・最終日、派遣切りの若者、やっとで合流2009/01/24
映画「蟹工船」を観て、生き辛い社会を語り合う「カニコー」鍋開催。2009/01/22
名古屋市中村区役所の非情な対応に家の無い人々が泊り込みで抗議2009/01/20
正月からホームレスのために動いた若手記者―無責任な大手マスコミにも鶴2009/01/07
新春早々名古屋で「ハツモウデモ」―鍋サミットも開催2009/01/06
生存権確立願い、名古屋で「初詣デモ」行われる2009/01/05
第34回名古屋越冬・応援のメッセージをこめて朝鮮舞踊ノリパンが舞う2009/01/05
なごやボランティア・NPOセンター、経営側の暴走のまま年越し2009/01/04
名古屋越冬・餅つき大会で亡くなった仲間を追悼2009/01/03
名古屋越冬・ブラジルからの出稼ぎ労働者も参加し、ビンゴ大会で年越し2009/01/02
名古屋駅前・西柳公園で越冬炊き出し2009/01/02
名古屋越冬・マスコミが大挙押しかけ『派遣切りの若者居ないか』かなり迷惑する現場2008/12/30

水際作戦・関連記事:

瀕死の「生活保護制度」を救え!(2)各地からの報告 Esaman 2007/12/24
瀕死の生活保護制度を救え! (1) ―「水際作戦」窓口の実態― Esaman 2007/12/18
北九州市福祉事務所長 “餓死事件”で刑事告発される 田中龍作 2007/08/25