正月返上でホームレスのために動いた新聞記者に拍手 2009年 01月 02日

http://hiroseto.exblog.jp/9332987/
ある大手新聞記者の心温まる行動を紹介したい。

名古屋市内で、デモを終えて一息ついたわたしに、大手新聞広島支局記者から電話がかかってきた。

ホームレスの方を取材していたが、自分としてなにかしたい、という。何でもその方は生活保護の申請をひとりで一回したが、追い返された、というのだ。

どうしたらいいか、という相談をわたしにされた。わたしは、反貧困運動をされている弁護士に連絡をとられたらどうか、やはり、ひとりでは窓口で、自分をうまく説明できないなど不利だろうし、などと申し上げ連絡先を紹介した。
当たり前かもしれないが、感心した。

いい報道をしてくれたらいい。

が、目の前の人のために一生懸命考え、正月から迷惑と思われるリスクを負ってもわたしに電話してくれたことは嬉しい。
確かに無責任な企業経営者、腰が定まらない政治家など、「えらい人」の無策は目を覆わんばかりだ。

しかし、一方で、こういう責任感あふれる若者が記者にいる。こういう方々いる限りわたしは、希望があると思う。

無責任な政治家や経営者らについては批判せねばならないが、心温まる人も今年はなるべく紹介したい。