6月9日「貧困に反対する」名古屋行動集会

nagoya_p_net2007-04-25

6月9日「貧困に反対する」名古屋行動集会人間らしい生活と労働の保障を求めよう!



賛同人募集中
賛同いただける方は…
○ブログをお持ちの方やネットでお知りなった方は…賛同人募集 まで、コメントやトラックバック等をお願いします。トラックバックは、この記事宛でもOKです。
○現実世界でのご縁のある方は、お名前・所属・ご縁やメッセージ(掲載OKな範囲も書いてください)を書いてnagoya_p_net(at).goo.ne.jpまでお願いします。


6・9行動・集会スケジュール

●●時間のある人は集会の前11:30栄噴水前集合。●●
●● 12時頃から炊き出し・演し物を開催予定。鳴り物歓迎。●●


日時 午後1時半〜4時半(開場1時)
場所 名古屋市教育館 8研修室(中区錦3-16-6 ℡ 961-2541)
地図 地下鉄「栄」駅下車10B出口から西へ

   1)お話し 坂 喜代子 女性ユニオンなごや執行委員長
        藤井 克彦 笹島診療所パート職員
        小島 功  わだちコンピューターハウス
   2)休憩(湯茶あり。飲食物持込歓迎。)
   3)アピールタイム 貧困問題に取り組んでいる個人・団体からの報告・アピール

≪主催者≫ 6・9名古屋行動集会実行委員会
中村区則武2の8の13 笹島労働者会館
電話  080-3618-2525
メール nagoya_p_net(at)goo.ne.jp
ブログ http://blog.goo.ne.jp/nagoya_p_net

 ●「ホームレス」の人、派遣・請負労働者、パート・バイト労働者、日雇労働者、生活困窮フリーター、障がい者・病者、シングルマザー、年金・生活保護利用者、外国人労働者等のみんな、生活権を脅かされ人間らしく生きる権利をないがしろにされている社会の現状を告発し、変えていこう。
 ●労働ビックバンと闘い、賃金や労働条件、労働制度の改善をかちとろう。派遣・請負労働者、野宿労働者、日雇労働者等は連帯しよう。
 ●生活保護水準の引き下げに反対し、人間らしい生活ができる所得保障を要求しよう。

【賛同人と賛同団体】(順不同 5月9日現在)
 山田昭義(AJU自立の家)      島しづ子(日本基督教団名古屋堀川伝道所)
 林正史(牧師)            川上栄光(カトリック司祭)
 東岡牧(笹島診療所)         竹谷基(NPO法人ささしま共生会)
 大野萠子(精神病者集団・ゼロの会)  大隅良務(西山浄土宗 僧侶)
 金安弘(不戦へのネットワーク)    平山良平(ノーモア南京 名古屋の会)
 斉藤亮人(名古屋市議会議員)     庄司暁憲(真宗大谷派 僧侶)
 高森 裕司(弁護士 名古屋南法律事務所) 川合隆史(第9条の会なごや理事)
 村瀬浩祐(障害基礎年金受給者) 福永求武(愛高組元委員長)
 田中博一(日本アラブ未来協会)    寺尾光身(元理系教員)
 Y.K.(シングルマザー)      須賀川直也(アルバイト労働者)
 西保生(コラールを歌う会)       桐村剛
 近藤ゆり子(9条の会・おおがき)    李誠姫(不戦へのネットワーク)
 磯貝治良(在日朝鮮人作家を読む会)   K.E.(シングルマザー)
 エサマン(Ainu puyarA)       森弘典(日弁連生活保護問題緊急対策委員)
 清水悦子(グループしらかわ代表)   梶原寿(中部学院大学教授)
 笹島日雇労働組合           管理職ユニオン・東海
 ユニオンなごや     スタンダード・ヴァキューム石油自主労働組合中京分会連
 ST合同労組             怒りの広場実行委員会
 人業(ひとわざ)劇団ひらき座     朝鮮・韓国民族打楽器チーム「ノリパン」


 6月9日「貧困に反対する」名古屋行動集会の趣旨

6月9日「貧困に反対する」名古屋行動集会の趣旨
 ◆久しい前から格差社会であることが問題視され、貧富の差が広がり、貧困化が進み、貧乏人がますます増えています。大勢の人々が人間的な生活がおくれなくなっています。
 ◆財界の要求によって政府が認めた規制緩和によって、どんな業種でも労働者派遣が認められるようになり、いわゆる非正規労働者非正社員と呼ばれる不安定労働者が全労働者の約3分の1を占めるようになりました。のみならず賃金が生活保護水準以下のワーキングプアとよばれる貧困労働者が4百万人以上もいるとされ、その存在が大きな社会問題となっています。
 ◆社会的に排除され、野宿を余儀なくされた労働者は、人権(生存権)を侵害されています。生活困窮フリーターは約4百万人いるとされています。
パート労働などの非正規雇用は女性労働が大きく、非正規雇用の男女間賃金格差をはじめとする、男女労働者の間の格差は深刻となっています。障がい者は、少数の者が正規雇用されているものの、大部分就労から排除されています。
 こうした事情は、当該者の生活不安をつくりだし苦しめています。そしてまた、正社員と派遣社員とでつくられる企業内の労働編成は位階的なものになっており、派遣労働者の非人間的処遇も問題になっています。正社員も過剰労働に追いやられています。
 ◆他方で、多重債務者が 300万人を超えています。生活保護世帯が 100万世帯を超えています。だが、これらの世帯は、本来生活保護を受けることができる世帯のうち、高めに見積もって約20%と言われており、他に膨大な低所得世帯が存在しているのです。
 それにもかかわらず、政府は70才代の生活保護受給者を対象にして老齢加算を廃止し、生活保護受給の母子世帯の母子加算も段階的に廃止しはじめています。障害者福祉においても、「障害者自立支援法」で、サービス利用の一割の応益負担がかせられました。これらの施策は、当該者の生活にとって重くのしかかって、生活不安をつくりだしています。
 ◆いわば、生活権を剥奪されて、飢餓水準の生存を強いられる人々が生み出され続けています。しかも、貧困の世代的再生産・貧困の世襲化も進行しています。
これらの動きに歯止めをかけて貧困をなくしていくために、まずは、いろいろな場所で貧困に苦しんでいる人々が、バラバラに苦しんでいるのではなく、横断的に声を上げましょう。貧乏人をさげすむことはやめよう。自分より少しばかりめぐまれているからといって、人をやっかんで引きずりおろすこともやめよう。そしてそれぞれの貧困を明るみに出し、貧困化を進めている政治と社会の構造を浮かび上がらせ、人間らしい生活と労働を求め保障させていくための闘いに取り組んでいこうではありませんか