12月21日(金) 名古屋市交渉

nagoya_p_net2007-12-24


 名古屋市西庁舎に、当事者を中心とする約30名の仲間が集まり、行政当局の日頃の横暴を弾劾しました。
 名古屋市は、今年、年末年始の臨時相談所と無料宿泊所の期間短縮を強行しようとしています。越冬実行委員会では多くの署名を集め、これに抗議してきました。名古屋市は期間を短縮しておいて、「利用者が減った」と、また短縮するつもりです。市当局は「通年のホームレス対策が充実したから」と年末年始対策の縮小を合理化しましたが、多くの仲間から、通年のホームレス対策でも、理由をつけては、生活保護を申請させず、窓口で追い返している実態が暴露されました。
 市緑政土木課の野宿者追い立ては、数人で取り囲んで暴言を浴びせるなど、相変わらず酷いものであることが明らかになりました。市の責任者は奇麗事をならべましたが、その当人が本人の同意もないままに、野宿者の荷物を撤去していたことを認めざるを得なくなりました。
 市当局に約束させた「善処」を現場で実現しなければなりません。交渉後、様々な意見を持った仲間が団結して交渉することの意義を総括しました。