名古屋で反貧困訴えキャンペーン

名古屋で反貧困訴えキャンペーン
更新時間：2008-09-23 19:38

派遣や日雇い労働者の増加で広がる格差社会やワーキングプアの問題を訴えようと、名古屋で反貧困を訴えるイベントが２３日、開かれた。
この催しは、貧困問題の解決を目指し活動している名古屋の市民団体などが中心となり、企画した。会場となった名古屋市の若宮広場ではＮＰＯ団体による露天が並ぶ和気あいあいとした雰囲気のなか、ボランティアの医師や弁護士などが失業、生活保護、年金など、さまざまな生活相談に無料で応じていた。
またステージでは、「誰もが安心して暮らせる社会」の実現に向けて、みんなで連携しようと呼びかけていた。
午後４時からは、貧困問題を抱える当事者やその支援者など、約２００人が市内の繁華街をデモ行進し、プラカードやのぼり旗を掲げて、道行く人たちに深刻な現状を訴えていた。